好意を持つ人
人は自分を知ることが大好き。
だから、自分をわかってくれる人が大好きです。
よく人と話していると、
「私は人のことをすぐに信用しません」
「絶対詐欺には騙されません」
「人を見る眼には自信があります」 とすぐに言う人がいますが、
本当はその言葉は、私にはまったく逆に聞こえます。
「私はすぐに人のことを信用します」
「詐欺にも合いやすいです」
「人を見る眼が私にはありません」 。
なぜかというと、人は人に自分をわかってもらうのが大好きだから。
理解されてるって、凄いことです。
人を理解するのは大変です。
大好きになった人のことさえ毎日一緒にいてもわからないのに、
ましてや他人に簡単にわかるものでしょうか?
なのに、そんな他人に自分のことがすごくわかってもらえれば、
そりゃあ、好意も持つし、大好きになってしまうでしょう。
それが騙す為だとしても、自分のことをすごくわかって貰っていれば、
疑う前に好きになってしまうでしょう?
それに抗うすべが普通の人間にあるものでしょうか。
これに騙されないのは、幸せな人間関係が現在しっかりとある人だけです。
「自分をわかってもらっている」 この事実には抗えません。
そう考えれば、他人に好意を持ってもらう方法もおのずと わかってきますよね。
でも、なぜそれがなかなか上手くいかないのか?
答えは最初に戻ります。
人は、“自分”をわかってほしいからです。
その根元の欲望を上手くコントロールできる人がどんなことでも成功していける人。
でも、
私はまだ、残念ながら愛されたい欲望の道半ばなのでした。
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