占いジプシー
何人もの占い師に、
ほとんど同時期に 同じことについて占ってもらうことを、
「占いジプシー」 と言います。
ジプシーは、流浪の民のこと。
自分の真実を求めるが故に、
色んな占い師のところに行って、
様々に占ってもらい、自分が納得する答えが出るまでその旅を続けます。
別に批判をする気はありません。
そうやって、 時間とお金を費やせることがスゴいと思うし、
自分で納得するまで 繰り返し続けることのできる パワーを尊敬しています。
ただ、 度が過ぎると、
占いではなく 自分の都合の良い言葉を言ってくれる人を
探しているだけになってしまうので、 難しいところです。
占いでは、 当たってる、当たってない、 ということが
とかく重要視されがちですが、
本当に当たっているかどうかは、 今ではなく、後でわかること。
だって、 占いは未来を切り開くためのものだから。
あるいは、 占われた本人ではなく、
占われたことを聞いたまわりの人が 当たってるなぁ、
と思うことが本当は 当たっているかどうかの 基準となるような気がします。
とはいえ、 同じことを占えば占うほど、
実際これから自分がどうしたらいいのかわからない
迷宮に入ってしまうのは 間違いがないようです。
選択肢が多くても 人は選択できなくなっていくのです。
占い師の私が言うのもどうかと思いますが、
占いの結果は、 未来に向けての情報の一つ。
それを実際どう使っていくのかは、
結局、
自分にしか決めることはできないのです。
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