サイコパス
「わたしの彼って、 サイコパスだと思うんです」
以前の鑑定の時に言われた言葉です。
サイコパスというのは、
現在の日本の中でも100人に一人は いると言われている
「反社会的人格障害」の一種だと言われています。
その大きな特徴として、人との共感性が低くて、
相手が痛がる顔やいやがる顔を見ても 何とも思わず、
その嫌がる様子や痛がる様子を楽しんでしまうような人格を持つ人のことを言うようです。
でも、その彼女の話を聞きながら その彼は サイコパスではないと思いました。
彼女の話す彼は確かに酷い人です。
待ち合わせしても時間通りにこない。
彼女の前で別の女性の話をする。
会うといっていたのに、急にドタキャンする・・・。
などなど、 人としてどうかと思うことを色々しています。
ですが、 彼の親子関係は複雑で聞いていると、
決して幸せな環境で育ってきたとは言えませんでした。
鑑定をしながら、 色々話を聞いていて、よりその気持ちは深まりました。
彼は、彼女のことを振り回して楽しんでいるのではなく、
彼女が振り回しても 自分が好きかどうかを常に確かめずにはいられなくなってしまっているのです。
聞けば、結婚したがる彼に彼女がすぐに結婚したくない、と言ったことから、
さらに行動が酷くなっていった、 とのことでした。
言葉って、 やはり難しい。
「サイコパス」という、言葉を使えばとても楽になります。
全てはその言葉で解決できてしまうから。
そこで、 考えることをストップできてしまうのです。
ですが、 本当に大切なのは 〝真実〟はどうなのかを考えること。
もしかすると、 鑑定に来た彼女が求めていたのは、
別れることを後押ししてもらうこと だったかもしれません。
ですが、 私にはそれができませんでした。
言葉の表現力の幅に日々 限界を感じています。
もっと、
上手く伝えることができればなあ。
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